Chromeでウェブサイトをブロックする方法:7つの方法を比較
Chromeには「このサイトをブロック」ボタンがないので、自分で用意する必要があります。拡張機能なら1分で済みます。ChromeのURLBlocklistポリシー、hostsファイル、DNSフィルター、Family Linkは手間がかかる分、ブラウザ内から誰かにオフにされることがありません。
選ぶ基準は、誰のためのブロックか、そしてその人がどれだけ簡単に解除できるかです。拡張機能は調子のいい日なら持ちこたえます。管理者パスワードが必要なブロックなら、調子の悪い日でも持ちこたえます。また、以下のどの方法にもシークレット モード、Chromeのセキュア DNS、Chromeからのログアウトといった抜け穴があり、各セクションでその塞ぎ方を説明しています。
あなたの状況に合うのはどの方法?
| 方法 | 手間 | 対象範囲 | シークレット モード | 解除できる人 |
|---|---|---|---|---|
| 拡張機能 | 少ない | Chromeのみ | 許可した場合のみ | キーボードの前にいる誰でも、数秒で |
| URLBlocklistポリシー | 中程度 | Chromeのみ | 有効 | 管理者権限を持つ人 |
| hostsファイル | 中程度 | そのパソコンのすべてのブラウザ | 有効 | 管理者権限を持つ人 |
| デバイスのDNSフィルター | 中程度 | そのデバイスのすべてのブラウザ | 有効 | 管理者権限、またはChromeのセキュア DNS設定 |
| ルーターのフィルターまたはDNS | 中程度 | Wi-Fiに接続するすべてのデバイス | 有効 | ルーターのログイン情報。モバイルデータ通信やVPNで回避可能 |
| Family Link | 少ない | 子どものアカウントでログイン中のChrome | 無効化される | パソコンやiPhoneでChromeからログアウト |
| サイトの設定(JavaScript) | 少ない | Chrome内の1サイト | 無効 | 誰でも、数秒で |
各方法の最大の違いは、ブロックがどこにあるかです。ブラウザから離れるほど対象範囲は広がり、解除にも手間がかかります。
最速:Chrome拡張機能でサイトをブロックする
インストールするには、Chromeウェブストアで拡張機能のページを開き、Chrome に追加、続いて拡張機能を追加をクリックします。パズルピースのメニューから固定しておくと見つけやすくなります。その後、拡張機能の設定画面でサイトを追加します。
GoogleがストアからManifest V2拡張機能を削除した後も、次の3つの拡張機能は掲載が続き、更新もされています。
- LeechBlock NG:無料、オープンソース、アカウント不要。最大30個のブロックセット、時間制限、ロックダウンモード、サイトが開くまでの待ち時間、設定変更用のパスワードやアクセスコードを備えています。ストアの表示ユーザー数は約100,000人(2026年10月12日更新)。比較はLeechBlockの代替ページをご覧ください。
- BlockSite:ブロックリストとスケジュール機能。ストアのヘッダーには1,000,000人以上のユーザー、バージョン7.1.1、2026年7月26日更新と表示されています。無制限のブロックやスケジュールセッションなど一部の機能は有料プランが必要で、2026年10月時点のBlockSiteの料金ページでは買い切りで$39.99でした。詳しくはBlockSiteとの比較をご覧ください。
- StayFocusd:完全にブロックするのではなく、サイトごとに1日の利用時間を割り当てます。時間を使い切ると、そのサイトは翌日までブロックされます。
- uBlacklist:指定したサイトをGoogleの検索結果から非表示にします。検索をきっかけについ見てしまう人に便利です。
シークレット モードを有効にしないと抜け穴が残る
拡張機能はデフォルトではシークレット モードで動作しません。chrome://extensions を開き、ブロッカーの詳細をクリックしてシークレット モードでの実行を許可するをオンにしてください。
それでも、拡張機能は最も簡単に外せるブロックです。chrome://extensions からのアンインストールは2クリックで済み、SafariやFirefoxでは何の効果もありません。いつもそうやってブロックを終わらせてしまうなら、以下の方法を使いましょう。より厳格なアプリはウェブサイトブロッカーのランキングで紹介しています。
拡張機能なし:ChromeのURLBlocklistポリシー
ChromeはOSで設定されたポリシーを読み込みます。学校や企業が使うものですが、自分のパソコンでも設定できます。URLBlocklist に登録したサイトは読み込まれず、Chrome内にはブロックをオフにする設定がありません。解除するにはパソコンの管理者権限が必要です。Googleのドキュメントによると最大1,000件のURLを登録でき、例外は URLAllowlist で指定します。
Windows
Win + Rを押し、regeditと入力してEnterを押します(管理者権限が必要)。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Google\Chromeに移動します。GoogleキーとChromeキーがなければ作成します(右クリック › 新規 › キー)。Chromeの中にURLBlocklistという名前のキーを作成します。- その中に、サイトごとに文字列値を1つずつ追加します。名前は
1、2、3のように付け、データにドメインを入力します(reddit.com、x.com、facebook.com)。 - Chromeを再起動します。
グループポリシーを使いたい場合は、Chromeの管理用テンプレートをインストールし、管理用テンプレート › Google › Google Chrome › URL のリストへのアクセスをブロックするを使います。
Mac
確実なのは、Googleの管理者ガイドにあるとおり、com.google.Chrome に対して URLBlocklist を設定する構成プロファイル(管理対象の環境設定)を使う方法です。MDMで管理されている会社のMacでは、これが通常の設定方法です。
多くのガイドで紹介されている defaults write com.google.Chrome URLBlocklist コマンドは、確実なブロックにはなりません。ChromiumのMac向けガイドによると、defaults で設定したポリシーは推奨レベルでしか適用されず、テスト用とされています。パスを指定せずに sudo を付けると、自分ではなくrootの環境設定に書き込まれます。プロファイルのない個人用Macなら、hostsファイルかブロックアプリのほうが簡単です。比較はMacでウェブサイトをブロックする方法をご覧ください。
Linux
root権限で /etc/opt/chrome/policies/managed/blocklist.json を作成します。
{
"URLBlocklist": ["reddit.com", "x.com", "facebook.com"]
}
反映されたか確認する
chrome://policy を開き、ポリシーを再読み込みをクリックして、一覧に URLBlocklist があるか確認します。なければ、Chromeは設定を読み込めていません。もう1つ注意点があります。Twitterは現在 x.com に移っているため、古い twitter.com のエントリではブロックできません。
1台のパソコンのすべてのブラウザで:hostsファイル
hostsファイルは、DNSの名前解決より先にドメイン名をアドレスに対応付けます。サイトを 127.0.0.1 に向ければ、そのパソコン上のChrome、Safari、Firefox、その他すべてのアプリで読み込めなくなります。編集には管理者権限が必要です。
ワイルドカードは使えないので、ドメインそのものと www 付きの両方を追加します。
127.0.0.1 reddit.com
127.0.0.1 www.reddit.com
127.0.0.1 x.com
127.0.0.1 www.x.com
Windows: メモ帳を検索して右クリックし、管理者として実行を選びます。C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts を開き(ファイルの種類をすべてのファイルに切り替えます)、行を追加して保存します。その後、管理者権限のコマンドプロンプトで ipconfig /flushdns を実行します。
MacとLinux: sudo nano /etc/hosts を実行して行を追加し、Control + Oで保存、Control + Xで終了します。Macでは sudo dscacheutil -flushcache を実行します。Chromeがキャッシュ済みのアドレスを破棄するよう、Chromeを再起動してください。
hostsファイルにはスケジュールもカテゴリもなく、管理者パスワードを知っていれば誰でも行を削除できます。Chromebookではhostsファイルにアクセスできないので、代わりにDNSフィルタリングかFamily Linkを使いましょう。
カテゴリ単位で、すべてのアプリに:DNSフィルタリング
フィルタリング機能付きのDNSサービスはブロック対象のドメインの名前解決を拒否するため、そのDNSを使うすべてのブラウザとアプリでサイトが開けなくなります。多くのサービスでは、ドメインを1つずつ登録しなくても、カテゴリ単位(アダルト、ギャンブル、SNSなど)でブロックできます。
- NextDNS:ダッシュボードでドメインやカテゴリを自由にブロック。月300,000クエリまで無料です。上限を超えても動作は続きますがブロックが止まるため、利用の多い家庭では有料プランが必要になるかもしれません。
- CleanBrowsing:無料のプリセットフィルター、アカウント不要。Familyフィルター:
185.228.168.168と185.228.169.168。Adultフィルター:185.228.168.10と185.228.169.11。Securityフィルター:185.228.168.9と185.228.169.9。 - OpenDNS:FamilyShieldは登録不要の無料サービスで、アダルトコンテンツをブロックします(
208.67.222.123と208.67.220.123)。OpenDNS Homeもカスタムフィルタリング付きで無料ですが、アカウントが必要です。
アドレスの入力場所
- Mac: システム設定 › ネットワーク › Wi-Fi › 詳細 › DNS。古いエントリを−で削除し、新しいエントリを+で追加します。
- Windows 11: 設定 › ネットワークとインターネット › Wi-Fi(またはイーサネット) › ハードウェアのプロパティを開き、DNSサーバーの割り当ての横にある編集をクリックして手動に切り替えます。ビルドによって表記が多少異なる場合があります。
- Android: 設定 › ネットワークとインターネット › プライベートDNS › プライベートDNSプロバイダのホスト名。NextDNSでは
your-id.dns.nextdns.ioの形式で入力します。正確なホスト名はNextDNSアカウントのSetupタブからコピーしてください。
セキュア DNSの抜け穴を塞ぐ
Chromeには、設定 › プライバシーとセキュリティ › セキュリティに独自のセキュア DNS を使用する設定があります。ここでカスタムのプロバイダを選ぶと、Chromeはデバイスに設定したDNSフィルターを使わなくなります。CiscoのFamilyShieldドキュメントでも、ブラウザのDNS設定、DNS over HTTPS、VPNがDNSフィルタリングの回避手段として挙げられています。
この抜け穴を塞ぐには、上記のURLBlocklistと同じ手順でChromeの DnsOverHttpsMode ポリシーを off に設定します(Chromeポリシー一覧を参照)。Androidについては、管理対象デバイスや保護者による使用制限がオンの場合、セキュア DNSは利用できないとGoogleは説明しています。
家中のすべてのデバイスに:ルーターでブロックする
ルーターのフィルターなら、スマートフォン、タブレット、ゲーム機、来客のデバイスまで、何もインストールせずにカバーできます。
- ルーターのアドレスを調べます。Windowsでは
ipconfigを実行してデフォルト ゲートウェイを確認します。Macではシステム設定 › ネットワーク › Wi-Fi › 詳細 › TCP/IPを開き、ルーターを確認します。 - そのアドレス(多くは
192.168.1.1か192.168.0.1)をブラウザに入力してログインします。ログイン情報を変更していなければ、たいていルーター本体のシールに記載されています。 - ペアレンタルコントロール、アクセス制御、URLフィルター、ウェブサイトブロックなどの項目を探します。名称はメーカーによって異なります。
- ドメインを追加して保存します。URLフィルターがない場合は、WANまたはインターネット設定のDNS欄にフィルタリングDNSサービスのアドレスを入力します。
ルーターの管理者パスワードは必ず変更してください。そうしないと、誰かが初期パスワードを調べた時点でブロックは終わりです。モバイルデータ通信中のスマートフォン、VPN、カスタムプロバイダを指定したChromeのセキュア DNSはいずれもルーターを迂回するため、上記の手順でパソコンのセキュア DNSを固定しておきましょう。
子ども向け:Family LinkのChrome管理機能
Family Linkは、保護者が管理するGoogleアカウントにChromeのルールを適用します。Family Linkアプリでお子様を選び、管理 › Google Chrome とウェブ › サイトを管理を開きます。承認済みのサイトまたはブロックしたサイトにエントリを追加します。メインの設定では、「すべてのサイトを許可する」「露骨な表現を含むサイトをブロックする」「承認済みのサイトのみ許可する」の3つのモードを選べます。
ドメインのルールはサブドメインや他の国別ドメインにも適用されます。ウェブサイトのルールは完全に一致する1つのアドレスにのみ適用されるため、必要に応じて www. を含めてください。管理対象アカウントでは、すべてのプラットフォームでシークレット モードが無効になります。
抜け穴:ルールが適用されるのは、子どもがChromeにログインしている間だけです。AndroidとChromebookではアカウントがデバイスに紐づいています。Windows、Mac、Linux、iPhone、iPadでは、子どもがChromeからログアウトしたりプロフィールを切り替えたりでき、他のブラウザはまったく管理されません。Family LinkはルーターのDNSフィルターと組み合わせ、iPhoneではAppleのスクリーンタイムのWebフィルタも追加しましょう。手順はiPhone・iPad向けガイドで解説しています。
Chromeの標準設定:JavaScriptとセーフサーチ
Chrome自体の設定ではサイトをブロックできませんが、効果の弱い選択肢が2つあります。
サイトのJavaScriptをオフにする。 その他 › 設定 › プライバシーとセキュリティ › サイトの設定 › JavaScriptを開き、JavaScriptの使用を許可しないリストにサイトを追加します。1つのサイトだけなら、アドレスの左にあるアイコンをクリックしてサイトの設定を開く方法もあります。フィードや動画の多くは動かなくなりますが、ページ自体は読み込まれ、設定は数秒で元に戻せます。ちょっとした歯止め程度と考えてください。
検索結果をフィルタする。 google.com/safesearchでフィルタ、ぼかし、オフのいずれかを選びます。管理者は、Googleのドメインを forcesafesearch.google.com に対応付けることで、ネットワーク全体でセーフサーチを固定できます。ChromeにもセーフサーチのポリシーがあUり、Chromeポリシー一覧に掲載されています。
Macを使っていて、ついブロックをオフにしてしまうなら
自分自身をブロックしたいのに、上のどの方法も夜11時に自分で解除して終わってしまうなら、ブロック機能を内蔵したブラウザという選択肢もあります。BrowwwserはmacOS 12以降に対応したChromiumベースのブラウザです。ブロックしたサイトは読み込まれず、「このサイトはブロックされています」というシンプルなページが表示されます。カウントダウンも「このまま続ける」ボタンもありません。ブロックがアドオンではなくブラウザの一部なので、無効にできる拡張機能もありません。
ロックモードでは、自分で決めた復旧用パスワードでブロックリストを固定します。ロック解除ボタンもタイマーもありません。スケジュールブロックで勤務時間などの定期的な時間帯をカバーできます(仕事中のRedditの習慣に便利です)。プリセットを使えば、SNS、ニュース、動画、ショッピングをワンクリックでブロックできます。ブロック中は、DiscordやSteamなど、リストに追加したmacOSアプリも終了させます。Chromeのブックマーク、パスワード、履歴、拡張機能はワンクリックでインポートできます。
制限事項:macOS専用で、7日間の無料トライアル後は年額$99または買い切り$199、14日間の返金保証付きです(料金)。サイトのブロックはBrowwwser内でのみ有効です。「Other Browsers」プリセットを使えば、ブロック中にChromeやSafariを終了させられます。それらのブラウザでサイトをブロックしたい場合は、hostsファイルなど別の方法を使ってください。Windowsの場合は、代わりにWindows向けウェブサイトブロッカーガイドをご覧ください。
どれを選ぶにしても、1層より2層のほうが確実です。DNSフィルターですべてのデバイスのカテゴリをカバーし、ブラウザレベルのブロック(ポリシー、Family Link、ブロック機能付きブラウザ)でつい戻ってしまう特定のサイトを押さえましょう。
よくある質問
拡張機能を使わずにChromeでウェブサイトをブロックできますか?
はい。ChromeのURLBlocklistポリシーを使えば、拡張機能なしでChrome内のサイトをブロックできます。hostsファイルとDNSフィルタリングはそのデバイス上のすべてのブラウザでサイトをブロックし、ルーターのフィルターはネットワーク全体をカバーします。
ウェブサイトをブラックリストに入れるのとブロックするのは同じことですか?
はい。ブラックリスト、ブロックリスト、ブロックはいずれも特定のサイトを読み込ませないことを意味します。Chrome自身のポリシーではURLBlocklistと呼ばれています。
ブロックしたサイトはGoogleの検索結果に表示されますか?
はい、表示されます。これらの方法はサイトの読み込みを止めるだけで、検索結果からは消えません。非表示にするには、検索語に -site:example.com を加えるか、uBlacklist拡張機能を使ってください。
子どもはChromeのウェブサイトブロックを回避できますか?
多くの場合、できてしまいます。拡張機能は削除できますし、パソコンやiPhoneではChromeからログアウトすればFamily Linkのルールから逃れられます。ルーターのDNSフィルターと管理者専用アカウントを組み合わせれば回避はずっと難しくなりますが、モバイルデータ通信やVPNを使えばルーターは迂回できてしまいます。
スマートフォンのChromeでウェブサイトをブロックするには?
Androidでは、Family LinkのChrome管理機能を使うか、プライベートDNSにフィルタリングサービスのホスト名を設定します。iPhoneでは、子どものデバイスでAppleのスクリーンタイムのWebフィルタを使い、子どもがChromeを使っているならFamily Linkも併用してください。
ブロックしたサイトを解除するには?
使った方法を元に戻します。拡張機能の設定からサイトを削除するか、URLBlocklistのエントリまたはポリシーファイルを削除してChromeを再起動するか、hostsファイルから該当する行を削除してDNSキャッシュをクリアしてください。
Macを使っていて、ついブロッカーをオフにしてしまうなら、Browwwserがおすすめです。ブラウザ自体にブロック機能が組み込まれていて、自分の復旧用パスワードでしか解除できないロックも使えます。7日間の無料トライアル付き。
7日間無料で試す